院内定期勉強会:肩関節インピンジメント症候群

  • 2015.09.06

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こんにちは! わしざわ整形外科スポーツ整形外科リハビリテーション科、技師長の遠藤です。
8月22日(土)の業務後に、鷲澤理事長による院内定期勉強会を行ないました。

今回のテーマは、【肩関節インピンジメント症候群】についてです。
肩関節インピンジメント症候群には、4つの病態があります。

1:肩峰下インピンジメント

2:烏口下インピンジメント

3:後上方インピンジメント

4:前上方インピンジメント

特に(4)前上方インピンジメントは、診療でも(1)肩峰下インピンジメントと所見が間違えやすいということで、若手スタッフがイメージしやすいように、レントゲン画像や図を多く使い、分かりやすいように講義をして頂きました。

若手のスタッフからは、『これまでに資料や文献で勉強する機会はありましたが、苦手意識もあったため、今回の勉強会に向けて予習をして臨みました。事前の勉強では、イメージが漠然なままでしたが、今回の勉強会ではまさに【イメージすること】に重きを置き、理事長の講義が展開され、今まで文章で詰め込んできた知識を1つ1つイメージに変換しながら理解することができ、とても良い機会となりました。このような環境に感謝いたします。』ということで、若手のスタッフにとって、長年の理事長の知識や経験を共有できたことは、とても貴重な勉強会になったことだと思います。

今回の勉強会のテーマであった肩関節インピンジメント症候群は、スポーツ動作に限らず、日常生活などでも思うように動かせず、辛い思いをしている患者さんが多いのが現状です。今回、理事長から学んだことを、今後の更なる勉強と患者様への治療に活かしていきたいと思います。

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