その肘の痛み・・・それはテニス肘かも?
- 2020.08.26
こんにちは。足立区竹の塚にあるわしざわ整形外科 スポーツ整形外科リハビリテーション科 、トレーナーの菅原です。
今日は、患者様にもよく見られる肘の痛みについてお話しします。
肘に痛みを訴える疾患・傷害にも様々ありますが、その中でも普段、当クリニックにかかる方が多くいらっしゃる「テニス肘」という疾患があります。
テニス肘という呼び方は俗称で、正確には「上腕骨外側上顆炎」という、肘の外側の出っ張りに痛みを訴える疾患です。
肘の外側には手首を返す(手の甲の方へ曲げる)ための筋肉が付着しており、この動作の繰り返しで筋肉を使いすぎることによって付着部に炎症を起こし痛みが発生します。
もともとはテニスプレーヤーに多く見られたためテニス肘の俗称がついているのですが、家事などで手や手首を酷使する女性・主婦層や、パソコン作業に追われるサラリーマンなどの一般の方々にも多く見られ、決してスポーツ(テニス)をしている人だけの疾患ではありません。
では、発症してしまった場合にはどうしたらよいのでしょうか!?
原因が「使いすぎ」であるため、症状が軽いのであればまずは患部の安静をはかるのが第一です。
そして自分でできるケアとしては、
①患部を冷やすアイシング[Icing]:15分 ※凍傷にならないように注意
②ストレッチ:5秒 10回
などが有効です。
それでも改善しない場合や症状が強い場合には、整形外科に受診し、医師の診察にて指示を仰ぎましょう。
テニス肘は、毎日のケアやリハビリテーションにて改善できる疾患ですので、しっかり治しましょう!!
足立区竹の塚の整形外科・スポーツ整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科
わしざわ整形外科
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