スポーツ中の怪我に対する応急処置について①

こんにちは。

足立区竹ノ塚にあるわしざわ整形外科スポーツ整形外科リハビリテーション科、理学療法士の中澤・菅谷です。

今回は、スポーツ現場における捻挫や怪我に対する適切な処置について紹介したいと思います。

スポーツ現場において迅速かつ適切な処置は怪我の悪化を防ぎ、回復を円滑に行う手助けになります。しかし不適切な処置や初期対応の遅れなどにより怪我の回復・スポーツ競技への復帰の遅延につながることも少なくありません。

そこで今回は、一般的に知られる「RICE」と近年報告された「PEACE &LOVE」についてご紹介します！

RICEとは？怪我などをした際必要な４つの対処の頭文字をとった処置のことです。

PEACE &LOVEとは？急性処置（怪我直後〜数日後まで）としてのPEACEと亜急性期管理（怪我をして数日〜競技復帰までの過程）としてのLOVEを提唱したものです。

このように適切な処置を行うことで、怪我の増悪や再発のリスクを軽減し、早期にスポーツ復帰を目指すことが出来ます。当院では、理学療法士をはじめ、アスレティックトレーナーが常駐しており、RICEやPEACE &LOVEを適切に行い早期スポーツ復帰をサポートしております。

【参考文献】

１．臨床スポーツ医学　Vol37.　No9　2020，p1095-1101

２．山本利春＋吉永孝徳．スポーツアイシング．大修館書店，p25