膝の内外側の痛みは何で起こる?(膝蓋骨外側過圧症候群)

  • 2020.09.08

こんにちは。 足立区竹の塚にあるわしざわ整形外科 スポーツ整形外科リハビリテーション科、理学療法士の遠藤とトレーナーの菅原です。

今回のテーマは、膝の痛みで多い膝蓋骨外側過圧症候群という疾患について説明したいと思います。

 膝蓋骨外側過圧症候群とは、太ももの外側についている靭帯や筋肉が過剰に働き、膝のお皿(膝蓋骨)が外側に引っ張られている状態で、その状態で動作を繰り返したことで膝の内側・外側に痛みが生じます。原因は、主に太もも内側の筋力低下ランニング・ジャンプなどフォームの問題が挙げられます。

特徴として歩行、坂道や階段昇降、長時間同じ姿勢を保持後の立ち上がり動作などで、膝が内に入るような動作を日常生活で繰り返し行うことで引き起こされる痛みです。 特に女性に多い傾向にあります。また、若年期から青年期のスポーツ活動後(ランニングやジャンプフォームの問題により)に症状の悪化を認めるケースもあります。

【膝外側の靭帯・筋肉のストレッチ方法】

太ももの外側の靭帯や筋肉を柔らかくするには、サランラップの芯などの長い棒を使用します。

:①と同様にサランラップの芯を今度は斜め、そして横にして上方から下方に滑らしていきます。回数としては10回~20回を目安にやりましょう。

【膝の内側の筋力強化方法】

膝内側の筋肉をつけるには、

①クッションや枕などを用意します。 長座位の姿勢で軽く膝を曲げ、膝裏にクッション置きます

クッションを床に押しつぶすように膝を伸ばしていきます5秒間しっかり膝を伸ばした状態を保持しましょう。また膝の内側の筋肉を触りながらやると効果的です。回数は、10回を目安にしてやりましょう。

足立区竹の塚の整形外科・スポーツ整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科
わしざわ整形外科

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