転倒を防ごう!!~転倒予防のトレーニング①~
- 2020.09.18
こんにちは。
足立区竹の塚にあるわしざわ整形外科スポーツ整形外科リハビリテーション科、理学療法士の遠藤と河邉です。
転倒は、体力・筋力が低下すると起こりやすく、転倒することで骨折する危険性もあります。そこで今回、お家で簡単に出来る!!転倒を予防するための下肢のトレーニングを紹介いたします。
転倒の代表的な例として、「段差や落ちている物に足をひっかけて転倒」したり、「濡れた床で滑って転倒」などがあります。1)2) 転倒することで怪我や骨折をしてしまう可能性があります。筋力低下やバランスの低下、認知機能低下、視覚や聴覚の低下など様々な身体的な要因が重なり転倒しやすくなります。3)
では、転倒予防のためにバランスを維持、あるいは改善するための片足立ちトレーニングを紹介いたします。目を開けた状態で片足立ちが20秒保てない場合、転倒の危険性が高くなると言われています。4) 転倒して怪我しないようにするためにもバランス能力は大切です。是非、練習してみてください!
それでは方法を説明していきます。(文献5より片足立ちを一部変更)
注意:片足立ちをして、痛みやその他の症状が出たり、強くなったりした場合には行わないようにしてください。症状のない範囲で行いましょう。
参考文献
1)斎藤孝義ほか:「つまずき」が原因の転倒と年齢との関係について.理学療法科学 31(1):111-115.2016
2)新野直明:在宅高齢者における転倒の疫学.第45回日本老年医学学術集会記録40: 484
3)奥泉宏康ほか:高齢者骨折の発生機序とその予防.physical therapy of journal, vol28, No.7, 866-8702011
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