側弯症:日常生活での姿勢の注意点(矯正姿勢について)
- 2020.11.24
こんにちは。
足立区竹の塚にあるわしざわ整形外科スポーツ整形外科リハビリテーション科、理学療法士で側弯トレーナーの遠藤です。
今回は、機能性側弯症になる1つの原因として普段の姿勢が考えられます。特に成長期においては、学校や家・塾など勉強時の姿勢やテレビを見ている時の姿勢(テレビの方向など)、寝ている時の姿勢など普段の生活でどんなところに注意して姿勢を気を付けたらいいのかを側弯の矯正姿勢という形になりますが、側弯トレーナーの立場から少しご紹介したいと思います。
①座位姿勢について
普段の生活の中で、座っている時間がも最も長くなると思いますが、座位姿勢で背中が丸くなり、左右どちらかに重心が偏った座位姿勢になっていませんか?
そのような場面で、側弯症を進行させないために、何に注意して座位姿勢を保持したらいよいでしょうか?
胸が右凸カーブがあると、右肩が前に入ったり、肩が上に引っ張られたりすることが多いので、左肘を机やテーブルに着き、左肘で支持することで右へ崩れるを予防することが可能です。
腰は左凸カーブがあると、重心が左側に偏ってしまうので、左お尻にタオルを折って入れるなど工夫すると、腰への負担を軽減することが可能です。
②側臥位姿勢について
寝ている姿勢も側弯症がある場合、側弯のカーブの方向によって寝やすい方向があり、寝やすい方向のみに寝てしまうことが多くなる可能性があります。寝る前にストレッチ(3分)や可能な範囲で寝ている時の姿勢を側弯のカーブに合わせて矯正姿勢を取ることで側弯症の進行を予防することが可能な場合もあります。
普段の姿勢を気をつけることで、側弯症の進行を予防することができる可能性があります。ご本人の意識が一番大切ですが、ご家族の方も一緒に日頃の姿勢を注意しながら取り組んで頂けたらと思います。
また当院では、側弯症の専門知識を持った側弯トレーナーが側弯症の分類をはじめ、原因などを評価し、側弯症に対する治療(姿勢指導・運動指導)を行います。側弯トレーナーによる側弯症のトレーニングを希望する場合は、当院(03-5686-7511)までお問い合わせください。その時に『側弯トレーナーの側弯症トレーニングを受けたい』とおっしゃって頂けたらと思います。宜しくお願い致します。
足立区竹の塚の整形外科・スポーツ整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・交通事故
わしざわ整形外科
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